屋根のライフサイクル
屋根材は日本瓦(粘土系)、セメント瓦(セメント系)、化粧スレート(スレート系)、ガルバリウム(金属系)の4種類があります。
一般的に、日本瓦は耐久性も抜群で、塗り替えを行うことなく50年以上使うことができると言われています。(下地のメンテナンスや補修は必要です。)
セメント瓦、化粧スレート、ガルバリウムは、塗料の劣化に伴い塗り替えが必要になり、セメント瓦は30年~40年、化粧スレートは20年~25年、ガルバリウムは50年程度で全面補修(葺き替え)の時期となります。
地震・台風に強い屋根を考える
昨今は地震や台風があるたびに、屋根の修理をきっかけとして災害に強い屋根への葺き替えを検討される方が増えています。
葺き替えとは、屋根材や下地などを全面的に一新するリフォームのことで、現状の屋根材を撤去して、屋根材の下地の防水加工もし直して取り替えるので、どのような屋根材でも対応でき、換気扇や天窓を追加するような工事も可能です。建物の耐久性も大幅に向上しますが、日数がかかるリフォームと言えます。
・日本瓦(粘土系)
粘土系の瓦は耐久性に優れますが、重量があるので地震に対する不安から、頑丈な耐震構造の建物以外での利用は減少傾向です。
・セメント瓦、コンクリート瓦、モニエル瓦、洋瓦(セメント系)
日本瓦のような厚みや重厚感があります。表面を塗装して使うので色落ちや変色がありますから、定期的に塗り替えを行う必要があります。
・化粧スレート、カラーベスト、コロニアル、フルベスト(スレート系)
主流は、セメントに繊維を混ぜて強化した薄い板状のもので、軽量で加工しやすい特徴があります。薄いので台風による飛来物で割れやすいのと、材質上10年程度で塗装が必要になります。
・ガルバリウム(金属系)
金属系の屋根材は、非常に軽量で加工しやすいと言う特徴があり、複雑な形状の屋根にも対応できます。形状や色も豊富で寿命も長いですが、台風による飛来物でへこんでしまう事もあります。
当社「ミサルーフ」のご提案
現状の建物に違和感なく使える屋根材をご提案
今までの日本瓦・セメント瓦を、ルーガ(ROOGA)で葺き替え
例:日本瓦:165kg/坪 ⇒ ルーガ(ROOGA):64kg/坪 = 重さが半分以下に
ルーガ(ROOGAは「ケイミュー」の製品です。樹脂混入繊維補強軽量セメント瓦で、ルーガ認定工事店のみが施工できます。※当社はルーガ認定工事店です。
「ケイミュー」のルーガ(ROOGA)の詳細はコチラをご覧ください。
今までのスレート・日本瓦を、横暖ルーフで葺き替え
例:スレート:68kg/坪 ⇒ ガルバリウム鋼板 横暖ルーフ:17kg/坪 = 重さが1/4に
例:日本瓦:165kg/坪 ⇒ ガルバリウム鋼板 横暖ルーフ:17kg/坪 = 重さが約1/10に
横暖ルーフは、「ニチハ」の製品です。金属製断熱屋根材、フッ素鋼板で、当社はニチハ認定工事店です。
「ニチハ」の横暖ルーフの詳細はコチラをご覧ください。